2026-05-09 01:13
ジーヴァルの胃
【じーう゛ぁるのい】
何でも食べること。悪食、貪欲。ゲテモノ喰い、の意で用いることもある。
ジーヴァルは、スカベンジャー(腐肉食の動物)だが、屍肉しか食べないわけではなく、チャンスがあれば小動物を捕食したり、時には群れで大きめの獲物を狩ることもあるし、獲物も選ばない。環境に対しての適応力もかなり高く、草原、森林、砂漠、沼地など、食べるものさえ確保できる場所なら、おおむねどんな場所にでも適応する柔軟さ、背中のコブに脂肪を蓄えることで飢え・渇きにも強い。
また、「ジーヴァルに追われる」(いずれ必ず追いつかれる、その時がやって来る)ということばがあるように、異常と思わせるほどのスタミナと鋭い嗅覚を誇り、弱った獲物をどこまでも追い続けることから、「貪欲」というイメージもあったが、現在では強健であるという肯定的な意味で用いられることのほうが多い。
なお、ジーヴァルの胃を乾燥させ、粉末にしたものが胃腸薬、胃を丈夫にする秘薬として珍重されていたが、科学的根拠はない。それにも関わらず、かつては胃を得る為だけにジーヴァルを殺害し、胃だけを取ってあとは捨てるという蛮行が横行していた。現在ではセレンディール法により、このような無意味でありながら生物を犠牲にするようなことは、厳しく禁じられている。