ジーヴァルの獣王付き
【じーう゛ぁるのじゅうおうつき】
権力者に媚びへつらうこと。
ジーヴァルが、アルナディールの獲物の食べ残しを狙って後を追う生態が由来。
訳注
ジーヴァル
中型の捕食生物。
スカベンジャー(腐肉食)だが、屍肉しか食べないわけではなく、チャンスがあれば小動物を捕食したり、時には群れで大きめの獲物を狩ることもあり、獲物も選ばない。
環境に対しての適応力もかなり高く、草原、森林、砂漠、沼地など、食べるものさえ確保できる場所なら、おおむねどんな場所にでも適応する柔軟さ、背中のコブに脂肪を蓄える能力で飢え・渇きにも強い。 また、異常にすら思えるほどのスタミナと鋭い嗅覚を誇り、弱った獲物をどこまでも追い続けることから、ことわざや民話などでは、「執念深さ」「頑健さ」といったイメージを表すものが多い。

アルナディール
ルグディール大陸に生息する、全長20mほどになる超大型肉食獣。古代より、強さや勇猛さの象徴として、武器や防具、建物の装飾、絵画などの題材とされてきており、アルナディールの恐ろしさ、生態系の頂点にいることを表した「獣王は万死の産物」という言葉は、ルグディール文明よりも更に古の時代から伝わってきたとされる。
「威嚇知らず」など、様々な呼称で呼ばれてきた。
アルナディールの大きな特徴である、頭部にある奇妙な形をしたものは、角のように見えるため、多くの人に角と呼ばれてきた(現代でもそう呼ぶ人は多い)のだが、実はトサカであり、基本的には、雌へのアピールのための飾りであるが、硬く、また、鋭い刃状になっているので、小さな獲物を素早く仕留める時に、武器として使うこともある。ただし、同種やヴァルドディール類、レルンといった超大型生物相手の場合は、もろすぎてとても戦いの武器にはならないので、使わない。
この「角」は、古来、特にルグディール文明時代では、入手が非常に困難な、希少価値の極めて高いもののたとえになるほどで、もし手に入れれば、平民が他の方法では絶対に得られることのない莫大な富を手にすることができた。
世界横断都列車ルグディール駅前に、世界唯一のアルナディール専門の博物館である、アルナディール博物館があり、骨格や実物大の解剖学模型、実物大アニマトロニクス、アルナディールに関する工芸品や美術品などが展示されている。
