忌まわしきはリューレリーならず

【いまわしきはりゅーれりーならず】

忌まわしいこと、悪いこと、卑劣なことなどを、他者のせいにすること。自業自得の意でも用いる。

リューレリーという、美貌、若さを得られる代わりに精神を狂わされるという、超自然的なものすらを感じさせる信じがたい性質を持つがゆえに、「狂花」「生贄花」「想い殺し」「狂選香」など、様々な名で呼ばれ、非常に多くの神話や伝説、文学に登場する花がある。この花を、精神が狂うと知っていながら、美の為に過剰摂取したり、更に忌まわしいことには、他者に無理矢理、摂取させるなどをする人間も多かった。

こういった忌まわしい歴史があるために、リューレリーは「生贄花」「狂花」などの恐ろしい呼び名をつけられたり、神話や文学、演劇などの物語では悲劇の象徴として扱われたりしてきた。だが、「忌まわしい」のはリューレリーなのか?それを利用する人間が忌まわしいだけではないのか、と考える人も勿論、昔からいた。「忌まわしきはリューレリーならず」という言葉は、それをあらわしており、古代から世界中に言い回しは異なるが内容はおおむね同じものが多数ある。