レルーリ・ユーレン移し
【れるーり・ゆーれんうつし】
① 絶対に得られないものに対して執着心を抱くこと。
② 精神は下劣だが、才能は本物であること。
訳注
レルーリ・ユーレン
レヴァティスの人形師。生涯、ラヴェニール文明時代の、ヴェルナトールの妹として知られる舞踏家リューズレイの人形のみを徹底的に作り続けたことで有名。そのため、「人形師」ではなく、「リューズレイ人形師」と呼ばれることが多い。
作品は非常に高く評価されているが、存命中の発言、行動などが極めて過激なもの且つ、上品とはお世辞にも言えない内容(主に性的な内容)であった為、人格的にはあまり褒められることはない(率直に言えば嫌悪されることが多い)人物である。
幼少時に、ラヴェニール舞踊院にて、ラヴェニール文明時代の記録映像による、「リューズレイの舞」を鑑賞したことで、リューズレイに激しい、異常とも言える執着を抱き、「リューズレイ人形師」の道へと進むことになる。なお、両親には勘当されている。
旅行中に事故死しているが、その死には不自然な点も多く、ラヴェニール教徒として息子の言動を強く恥じていた父親による暗殺の可能性も示唆されている。
「○○移し」
「○○移し」という表現は、ラヴェニール文明時代の、絶対美を表す言葉「夕移し」から派生したものであるとされており、史上初の世界統一をなしたセレンディール文明誕生直後に起こった、世界規模の怒濤とも言える文化交流の中で多くの派生語を生んだ。
すでに馴染んでいる事象や固有名詞と簡単に組み合わせて、誰にでも意図が伝わりやすく、シンプルかつ調子良く語尾をしめる造語をしやすいことから、現在でも(粗製濫造気味に)造語され続けている。実際、「何でも移し」(安直な発想の意)など、この「移し」を利用した造語自体を揶揄することわざもあるほど。
特に多いのが、セレンディール文明誕生以前の有名な人物名との組み合わせで、由来となったラヴェニール文明時代には、個人名との組み合わせ表現は見られないことから、その差異が研究対象になるなど注目された。