ヴェルナトールの慈悲

【う゛ぇるなとーるのじひ】

嬉しくない形で願いを叶えてやることのたとえ。

常軌を逸している、の意でも用いる。

ヴァナス・リエンが、ヴェルナトールの妹リューズレイに焦がれるあまり、強奪しようと無謀な企てを実行して失敗した後、ヴェルナトールにより「絵を描くだけの怪物」に変えられ、その後はリューズレイの側にいて、好きなだけ彼女をモデルとして描くことを許され喜びと苦痛の狭間で狂気に陥ってゆき、完全に発狂して何も描けなくなるまでに、今なお、「人間の業を超えた偉大な作品」として多くの人々の心を捉えている大量の傑作群を残すという、ある意味では望みが叶った、とも言える常軌を逸した伝説が由来。